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9月 7, 2025の投稿を表示しています

【福岡県】はしか患者、”不特定多数”出入りの施設を利用!私たちが今、注意すべきこと

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Photo by Artem Podrez on Pexels 最近、福岡県ではしかの患者さんが確認されたというニュースが流れ、心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 特に、その患者さんが「 不特定多数 」が出入りする施設を利用されていたことが判明し、福岡県が注意を呼びかけていると聞くと、不安に感じてしまいますよね。 この情報を受けて、私たち一人ひとりがどのように対応すれば良いのか、感染拡大を防ぐために知っておくべきポイントを優しくお伝えしたいと思います。 はしか(麻しん)ってどんな病気? まず、はしか(麻しん)について簡単にご説明します。はしかは、麻しんウイルスによって引き起こされる 非常に感染力の強い 病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染のいずれでも感染する可能性があります。 主な症状としては、発熱、咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状から始まり、その後、体中に赤い発疹が現れるのが特徴です。重症化すると、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすこともあり、決して軽視できない病気です。 福岡県からの呼びかけと、その背景 今回のニュースで明らかになったのは、福岡県で確認されたはしか患者さんが、「 不特定多数 」が出入りする施設を利用していたという事実です。具体的な施設名や業種は公表されていませんが、多くの人が利用する場所であったと推測されます。 そのため、福岡県は、もしかしたら同じ施設を利用していたかもしれない方々や、地域住民に対して、改めて 注意を呼びかけ ています。これは、感染の広がりを少しでも抑えるための、とても大切な呼びかけです。 感染拡大を防ぐために、私たちができること では、この状況の中で、私たち自身や大切な人を守るために、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。いくつかポイントをお伝えします。 1.ワクチン接種状況の確認を はしかには有効な予防法があります。それは「 ワクチン接種 」です。過去にはしかにかかったことがない方、そしてワクチンを2回接種していない方は、感染するリスクがあります。 母子手帳などでご自身の接種歴を確認してみましょう。 もし接種歴が不明だったり、2回接...

心配です…奈良市でRSウイルス患者が急増!大切な子どもと家族を守るための感染対策と早期発見

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Photo by Polesie Toys on Pexels いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。 今日は、奈良県内にお住まいの皆さんに、特に小さなお子さんをお持ちのご家庭に、とても大切なお知らせとお願いがあります。 現在、 奈良県内でRSウイルス患者が急増している という状況が報告されており、中でも 奈良市では特に患者数が増加している とのこと。小さなお子さんを持つ親御さんにとっては、とても心配なニュースですよね。私も胸が締め付けられる思いです。 このブログでは、RSウイルスについて正しく理解し、大切なご家族、特に感染すると重症化しやすいお子さんを守るための感染対策と早期発見のポイントをお伝えしたいと思います。 RSウイルス感染症とは? RSウイルスは、乳幼児が感染すると、風邪のような症状から始まり、気管支炎や肺炎といった重い呼吸器疾患を引き起こすことがあるウイルスです。特に、生後6ヶ月未満の赤ちゃんや、早産で生まれたお子さん、心臓や肺に持病があるお子さんは、重症化のリスクが高いと言われています。 主な症状としては、鼻水、咳、発熱など、一般的な風邪と似ていますが、呼吸がゼーゼーと苦しそうになったり、ミルクや食事が摂れなくなったり、唇の色が悪くなるなどのサインが見られた場合は、特に注意が必要です。 奈良市での患者数急増と私たちの対策 「奈良市」の「医療機関・病院」でもRSウイルスの患者さんが増えている状況を考えると、私たち一人ひとりが感染対策を徹底することが、これ以上感染を広げないために非常に重要です。 1. 基本的な感染対策を徹底しましょう 手洗い・うがいの徹底: 石鹸と流水でこまめに手を洗いましょう。外出後や食事の前はもちろん、お子さんと接する前も忘れずに。 マスクの着用: 咳やくしゃみが出る時はもちろん、小さなお子さんのいる家庭では、大人がマスクを着用するのも効果的です。 換気: 定期的に窓を開けて室内の空気を入れ替えましょう。 タオルの共有を避ける: 家族間でもタオルは個人専用にし、共有を避けましょう。 体調が悪い時は無理せず休む: 少しでも...

え、まさか!?風邪・インフルに抗菌薬はもう処方されない?保険請求が「認めない」方針に【知っておくべきこと】

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Photo by Photo By: Kaboompics.com on Pexels 季節の変わり目や寒い時期になると、風邪やインフルエンザにかかってしまうことは誰にでもありますよね。熱が出て、体がだるくて、咳や鼻水が止まらない…そんな時、早く治したい一心で病院に行き、お医者さんから 抗菌薬(抗生物質) をもらって安心した経験がある方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、最近、私たち患者さんにとっても、そして医療機関にとっても、非常に重要な情報が話題になっています。それは、 風邪やインフルエンザの症状で抗菌薬が処方されても、原則として保険請求が「認めない」方針が打ち出された というもの。ちょっと心配になる方もいらっしゃるかもしれませんね。 風邪やインフルエンザに抗菌薬は「原則NG」ってどういうこと? まず、大切なことをお伝えします。 風邪やインフルエンザは、ウイルスが原因で起こる病気 です。一方、 抗菌薬(抗生物質)は、細菌をやっつけるお薬 なのです。 つまり、ウイルス感染症である風邪やインフルエンザに、細菌に効く抗菌薬を使っても、残念ながら症状を改善する効果は期待できません。むしろ、不必要に抗菌薬を使うことで、体の中の良い菌までやっつけてしまったり、さらに深刻な問題として、薬が効かない「耐性菌」が生まれてしまうリスクもあるのです。 今回、 「風邪やインフルで抗菌薬処方は原則NG」 という方針が強く打ち出されたのは、こうした抗菌薬の正しい使用を徹底し、私たち自身の健康、そして将来の医療を守るための重要な一歩と言えるでしょう。 「保険請求『認めない』方針」が意味すること では、具体的に「保険請求『認めない』方針」とは、どういうことなのでしょうか。 これは、医療機関が 風邪やインフルエンザと診断された患者さんに対し、必要がないにもかかわらず抗菌薬を処方した場合、その処方に対する診療報酬(医療費)を健康保険に請求しても「認められない」 ということを意味します。つまり、医療機関側としては、不適切な処方と判断された場合、その費用を保険でまかなうことができなくなるわけです。 私たち患者さんが直接的に「保険適用外です」と高額な費用を請求さ...

【加東市民病院・ケアホームかとう】令和7年度からの「入院・入所セット」長期契約化で、私たちの安心はどう変わる?気になるプロポーザルの行方

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Photo by Craig Adderley on Pexels 大切なご家族が入院することになったら、あるいはご自身が施設に入所することになったら…。 そんな「もしも」の時に、まず頭をよぎるのは、病気や療養生活そのもののことですよね。でも、それと同時に「あれこれ準備しなきゃ」という負担も、実はかなり大きいものです。 加東市では、そんな皆さんの不安や負担を少しでも和らげ、より安心して療養・生活に専念できるよう、とても大切な取り組みが動き出そうとしています。それは、 令和7年度 から始まる、 加東市民病院 と ケアホームかとう の「入院セット」および「入所セット」の提供業務委託に関する長期継続契約への移行です。 今回は、この「長期継続契約」という言葉に隠された、私たち住民にとっての安心について、優しく掘り下げていきましょう。 1. 「入院セット・入所セット」って、どんなもの? まず、「入院セット」や「入所セット」という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんね。これは、病院や施設で必要となる日用品を、まとめてレンタルまたは購入できるサービスのことです。 例えば、 パジャマや肌着 タオル類 歯ブラシ、シャンプーなどのアメニティグッズ おむつや清拭用品 など、入院・入所中に使う基本的なアイテムがセットになっています。これらが提供されることで、ご家族が何度も洗濯物を持ち帰ったり、日々必要なものを買い揃えたりする手間が大幅に軽減されます。利用者の方も、急な入院や入所でも、準備に追われることなく、安心して療養や生活をスタートできるという大きなメリットがあるんです。 2. なぜ「長期継続契約」が大切なの?安定供給がもたらす安心 今回のニュースのポイントは、この「入院セット」と「入所セット」の 提供業務委託 が、 令和7年度 から「 長期継続契約 」へと切り替わることです。 「長期継続契約」とは、読んで字のごとく、一度契約を結んだら、数年間にわたってその契約が継続されること。これまでの単年度契約などと比べて、以下のような点で、私たち利用者に大きな安心をもたらしてくれます。 サービスの安定供...

老化の曲がり角44歳!2つの備え

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Photo by Mikhail Nilov on Pexels 皆さん、こんにちは!未来の健康について、ふと考えたことはありませんか?特に、「寝たきり老後」という言葉を聞くと、漠然とした不安を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。 でも、大丈夫です。実は、ある年齢から始める「備え」が、その不安を大きく減らしてくれることが分かってきています。最近のニュースでも、その具体的な対策が注目されていますよ。 「老化の曲がり角」は44才から!今すぐ始めたい2つの備え 多くの人が「まだ先のこと」と思いがちな老後の健康ですが、実は対策を始めるべき“最適な時期”があると言われています。それは、なんと 「老化の曲がり角」 とも呼ばれる 44才 からなんです。 この大切な時期から意識して取り組むべきは、以下の2つの柱です。 1. 未来の体を支える「貯筋」 私たちの体は、年齢を重ねるとともに少しずつ変化していきます。特に、筋肉は意識しないと減少しやすく、これが将来の活動レベルに大きく影響すると言われています。 ニュースでは、この筋肉を貯金のように蓄えること、つまり 「貯筋」 が非常に肝心だと伝えられています。筋肉は、体を支えるだけでなく、転倒を防いだり、日常生活でのスムーズな動きを保ったりするために不可欠です。 44才 という 「老化の曲がり角」 から意識して筋肉を維持・強化することで、将来の「寝たきり老後」を遠ざけ、アクティブな生活を長く続けられる可能性が高まります。無理のない範囲で、ウォーキングや軽い筋力トレーニングなど、日常生活に運動を取り入れてみませんか? 2. 全身の健康にも繋がる「口腔機能」の維持 「寝たきり老後」を避けるために、もう一つ非常に重要だとされているのが、口の中の健康、すなわち 「口腔機能」 の維持です。 意外に思われるかもしれませんが、食事をしっかり噛んで栄養を摂ること、人との会話を楽しむこと、そして誤嚥(ごえん)を防ぐことなど、健康な口は私たちの生活の質を大きく左右します。 「口腔機能」 が衰えると、栄養不足や社会的な孤立、さらには肺炎などのリスクも高まることがあるんです。 定期的な歯科検診や、毎日の丁寧...

スマホ写真で記憶はどう変わる?

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Photo by Askar Abayev on Pexels 最近、スマートフォンで写真を撮る機会が、以前よりもずっと増えたと感じませんか?旅行先での美しい景色、友人との楽しいひととき、ふとした日常の風景まで、私たちはあらゆる瞬間をスマホのレンズ越しに切り取っています。 瞬時に記録し、共有できるスマホの写真は、私たちの生活にかけがえのない豊かさをもたらしてくれました。しかし、この便利なテクノロジーが、実は私たちの「記憶の作られ方」そのものに、知られざる影響を与えているとしたら、少し心配になりませんか? 今回、 ナショナルジオグラフィック日本版 が、スマホの写真が私たちの記憶に及ぼす「その功罪」について深く掘り下げています。この変化が、私たちの脳に一体どのような影響を与えているのか、一緒に考えてみましょう。 スマホ写真が「記憶の作られ方」をどう変えているのか? 私たちは、何かを体験すると、その情報が脳の中で処理され、記憶として定着します。しかし、スマホの登場により、このプロセスに大きな変化が訪れています。 その「功」:記録と共有の喜び まず、スマホ写真の素晴らしい「功」の側面から見ていきましょう。 瞬時の記録と共有: 貴重な瞬間を逃さず記録し、すぐに大切な人と共有できる。これは、離れた場所にいる家族や友人と感動を分かち合う素晴らしい手段です。 記憶の呼び水: 後から写真を見返すことで、当時の感情や出来事を鮮明に思い出すことができます。アルバムをめくるように、過去の体験を追体験できるのは大きな喜びです。 これらの利点により、私たちの生活はより豊かになり、過去の出来事をより長く、より鮮やかに心に留めることができるようになりました。 その「罪」:記憶の「外部化」と脳への影響 一方で、 ナショナルジオグラフィック日本版 が指摘する、スマホ写真の「罪」の側面にも目を向ける必要があります。 「体験」より「撮影」優先に?: 素晴らしい景色や出来事を前にした時、私たちは無意識のうちに「写真を撮ること」に集中しすぎて、目の前の「体験そのもの」がおろそかになってしまうことがあります。レンズ越しに見ることで、五感で感...

妊娠中の収入減と乳児の脳発達

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Photo by PNW Production on Pexels 新しい命を授かった喜びは、何物にも代えがたいものです。しかし同時に、未来への期待とともに、漠然とした不安や心配事を抱えることも少なくないのではないでしょうか。 特に、お子さんの健やかな成長を願う親御さんにとって、経済的な状況が赤ちゃんに与える影響は、心に重くのしかかるテーマかもしれません。最近、ある研究結果が発表され、その内容が私たちの心に静かな波紋を広げています。 妊娠中の収入減が、乳児の脳発達に影響を与える可能性 今回の研究結果は、 「妊娠中に世帯収入が減ることが、乳児の脳の発達に影響を与えてしまう」 というものです。この知らせを聞いて、もしあなたが今、妊娠中である、あるいはこれから親になることを考えているのであれば、少なからず胸を締め付けられる思いがするかもしれません。 しかし、どうかこの情報を知ったからといって、ご自身を責めたり、過度に心配しすぎたりしないでください。この研究は、親御さんを非難するものではなく、私たち社会全体が、新しい命を育む環境について深く考えるきっかけを与えてくれるものです。 なぜ、収入減が乳児の脳発達に影響するのでしょうか? 元のニュースタイトルからは具体的なメカニズムまで詳細に語られていませんが、一般的に、妊娠中の経済的なストレスは、親御さんの心身の健康に影響を及ぼし、それが結果として胎児の環境にも影響を与える可能性が考えられます。 例えば、ストレスの増加、栄養状態の変化、安定した生活環境の確保の難しさなど、様々な要因が複雑に絡み合っているかもしれません。これらは、乳児期の脳発達において非常に重要な時期であるからこそ、その影響が注目されているのです。 未来の親御さんへ、私たちからの優しいメッセージ この研究結果は、私たちに大切な問いを投げかけています。それは、 「どうすれば、すべての赤ちゃんが健やかに育つことができる環境を整えられるだろうか?」 という問いです。 もしあなたが経済的な不安を感じているなら、決して一人で抱え込まないでください。パートナーやご家族、友人、そして地域の相談窓口や公的な支援制度など、頼れる場所はたくさんあります。情報...